PSYCHO-PASS サイコパス
PSYCHO-PASS サイコパス
PSYCHO-PASS サイコパス
まず設定が良かった。

近未来の警察が舞台でシビュラシステムとか犯罪係数とかドミネーターとかホロとかそういうものが面白いしかっこいいし魅力的。

キャラクターも監視官の常守朱ちゃんと宜野座さん、執行官の狡噛、征陸、縢、六合塚、その他唐之杜さんや佐々山、敵の槙島・・・みんな魅力的すぎた。

朱ちゃんは新米として最初の頼りないデビューから、狡噛さんを初め一係のみんなに刺激されどんどん成長。最終話でしっかり先輩監視官に成長した姿は感動です。

宜野座さんは無能無能言われてましたけど、辛くて難しい立場の人だったと思います。
父親は執行官になり、監視官仲間だった狡噛も事件をきっかけに執行官に、上層からは圧力をかけられ・・・。「どういうことだ?」とよく聞いたりしますけど、やっぱり周りの人のことが好きで信用して頼りにしてるんですよね。優しい人なんだと思います。また現代の自分たちに近い人間臭さを出してくれる人で、私たちをサイコパスの世界に引き込みやすくしてくれてるのかなとも思います。

狡噛さんは物語の主人公で最初から最後までかっこよかった。
一係の実質的なリーダー的な動きをし、驚異的な洞察力と判断力で次々と事件を解決に導く姿は頼りになり、普段はクールだけど、槙島のこととなると我を忘れるほど無我夢中になったり、それでいてもちゃんと仲間のことを想ったりできる、かっこよさのお手本のようなキャラクター。最後は朱たちとは道を違えたけど、また見ることの出来る機会があるのなら、もう一度狡噛さんが主人公でみたいです。

槙島は最初タイトルどおりのサイコパスな人間でこの物語の敵らしい敵なのかなと思いきや、話が進み考え方がわかるにつれ、共感できてしまう部分が増えていき、全部が全部間違ってはいないとわかると、彼自身も被害者のように見えて、この作品で一番色々考えさせたかった部分を表したキャラクターだったのかなと思います。
「人は自らの意思に基づいて行動したときのみ価値を持つと思っている。」
「僕は人の魂の輝きが見たい。それが本当に尊いものだと確認したい。だが己の意思を問うこともせずただシビュラの信託のままに生きる人間たちに、果たして価値はあるんだろうか。」



最終回には色々な意見があると思います。確かにすっきりするような終わり方ではないですし、完璧とは言えないと思います。でもあれが現実的なのかなとも思います。
それでも掲げた問題とテーマに対して、朱たちが勝つにしろ、狡噛が勝つにしろ、槙島が勝つにしろ、システムが勝つにしろ、この作品としての何らかの回答を見せて欲しくもあります。どこかでPerfect Endが見れることを期待したいです。

本編とは関係ありませんがサイコパスラジオのラジオドラマで色々と面白い裏設定みたいなものが追加されていてオススメだったり。

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