再読。
前回に続き、人と時間の三部作の2作目になります。
世界が自分ひとりだけになってしまったら・・・
誰もが一度は妄想する(?)ような世界で、更にその中で時間の繰り返し"くるりん"が発生します。初めはそんな妄想の世界に迷い込んだようで冒険心をくすぐられどきどきします。
文章は2人称で語られ珍しい感じを受けます。
「君は・・・した」
のように語られるんですが、更に真希はその2人称の語りと会話をするのです!
何とも不思議な感覚になります。
内容では時間の大切さを教えてくれます。
一生懸命やるから私たちには流れる時間が与えられていると。
天河石。
天の河の石。
とても素敵な石ですね。
自分の内にある声。
忘れがちだけど、きちんと耳を傾けてあげなくちゃ。
3作の中で一番お手軽に楽しいのはこの作品だと思います。
前回に続き、人と時間の三部作の2作目になります。
真希は29歳の版画家。夏の午後、ダンプと衝突する。気がつくと、自宅の座椅子でまどろみから目覚める自分がいた。3時15分。いつも通りの家、いつも通りの外。が、この世界には真希一人のほか誰もいなかった。そしてどんな一日を過ごしても、定刻がくると一日前の座椅子に戻ってしまう。ターン。いつかは帰れるの? それともこのまま……だが、150日を過ぎた午後、突然、電話が鳴った。
(Amazonより)
世界が自分ひとりだけになってしまったら・・・
誰もが一度は妄想する(?)ような世界で、更にその中で時間の繰り返し"くるりん"が発生します。初めはそんな妄想の世界に迷い込んだようで冒険心をくすぐられどきどきします。
文章は2人称で語られ珍しい感じを受けます。
「君は・・・した」
のように語られるんですが、更に真希はその2人称の語りと会話をするのです!
何とも不思議な感覚になります。
内容では時間の大切さを教えてくれます。
一生懸命やるから私たちには流れる時間が与えられていると。
天河石。
天の河の石。
とても素敵な石ですね。
自分の内にある声。
忘れがちだけど、きちんと耳を傾けてあげなくちゃ。
3作の中で一番お手軽に楽しいのはこの作品だと思います。
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